エピジェネティクスエピジェネティクスとは何か?ヒストン修飾とDNAメチル化による遺伝子発現調節機構について詳しく解説! はじめにヒトゲノムは30億塩基対もの大きさがあり、かなり凝縮して核内に収納されています。この時、染色体は無秩序に核内に詰め込まれている訳ではなく、ヒストンというタンパク質に巻きついて収納されています。ここで重要なことは、... Read more2022.12.11エピジェネティクス
エピジェネティクス核内で染色体はどんな構造をしているのか?染色体の構造を詳しく解説! はじめに核の直径はわずか5~20μmであるのに対し、ヒトゲノムは約2mの長さがあります。したがって、DNAは核の中にかなり凝縮して存在しています。この時、DNAは無秩序に核内に詰め込まれている訳ではなく、一定の規則があり... Read more2022.11.10エピジェネティクス遺伝学
タンパク質の合成細胞はどのようにして開始コドンAUGを見つけ出すのか?翻訳の開始と終了機構について詳しく解説! はじめにタンパク質の翻訳は開始コドン「AUG」から始まります。また、「AUG」は開始コドンとして使われるだけでなく、タンパク質に含まれるアミノ酸の一つであるメチオニンを指定するコドンとしても使われます。つまり、一つのmR... Read more2022.10.17タンパク質の合成遺伝学
遺伝学mRNAからタンパク質へ!翻訳の仕組みを詳しく解説! はじめにあるコドンと結合する特定のtRNAは、特定のアミノアシルtRNA合成酵素によって正しいアミノ酸が付加され、mRNAの遺伝情報はアミノ酸配列へと変換されます。このtRNAとアミノ酸の特異的な結合の仕組みについては、... Read more2022.10.09遺伝学タンパク質の合成
遺伝学どうやってmRNAの遺伝情報がアミノ酸配列に変換されるのか?tRNAの働きを詳しく解説! はじめにmRNAの塩基配列情報を用いてタンパク質が合成されることを翻訳と言います。タンパク質はアミノ酸が鎖状につながったものなので、mRNAの塩基配列はアミノ酸配列を指定しているということになります。DNA複製もRNAの... Read more2022.10.02遺伝学タンパク質の合成
遺伝学RNAスプライシング、5’キャップ、ポリA、mRNAワクチンの化学修飾など、RNAの修飾について詳しく解説! はじめにmRNAは転写された後様々な修飾を受けます。特に5’キャップ、RNAスプライシング、3’ ポリアデニル化の3つの転写後修飾は有名であり、重要です。今回はこの3つの修飾機構だけでなく、非翻訳RNAの転写後修飾や、新... Read more2022.09.23遺伝学転写とRNA修飾
遺伝学細胞の運命を変える!?RNAの転写調節機構を詳しく解説! はじめにRNAの転写調節は細胞の運命決定に関わる非常に重要なものです。転写される遺伝子群が変化すれば細胞の種類が変化してしまうほどです。2012年のノーベル医学生理学賞で有名なiPS細胞もRNAの転写を人工的に変化させる... Read more2022.09.10遺伝学転写とRNA修飾
遺伝学RNAはなぜ存在しているのか?RNAの構造、機能を詳しく解説! はじめに生物の主要構成要素であるタンパク質は、DNAから直接合成されるのではなく、RNAが中間体として使われます。DNAからRNA、RNAからタンパク質という順番で遺伝情報が伝わっていくことをセントラルドグマと言いますが... Read more2022.09.06遺伝学RNAの基礎知識
DNA複製染色体はDNA複製の度に短くなる!?岡崎フラグメントの問題点とは? はじめに今回は岡崎フラグメントの問題点について解説していきます。DNAポリメラーゼはその正確性を維持するために、5’から3’方向へしかDNAを合成できません。そのため、ラギング鎖では短いDNA断片である岡崎フラグメントを... Read more2022.09.02DNA複製遺伝学
DNA複製なぜ岡崎フラグメントが必要なのか?岡崎フラグメントについてわかりやすく解説! はじめに今回は岡崎フラグメントについて解説します。DNAポリメラーゼが5’から3’方向へしかDNAを合成できないために、DNA複製の際に岡崎フラグメントと呼ばれる短いDNA断片が作られます。また、染色体はDNA複製のたび... Read more2022.08.31DNA複製遺伝学